日々徒然
雲一つしかない天気
快晴。
この頃、いい天気が続いている。
外に出ていても暑いくらいで
空を見上げれば、雲一つなく身体の中まで青天が広がっていく気分だ。
『あぁいいなぁ』と、冬には貴重な陽気をとりこもうと深呼吸したのだが、空の低いところに呑気な雲が一つ。
ノロノロと浮いている。
『雲一つない快晴だ』と、空に溶け込んでいたさっきまでの私の気分は、ノロノロと移動する雲には無関係であった。
ノロノロ雲に言わせれば
誰から何と言われようと。周りに誰も居なくても。オレはオレなりにのんびり行くぞ。ということなのだろうか。
ともかくも、雲一つない快晴を味わうには、ノロノロ雲が消えるまで待つしかなくなった。
しばらく作業を進めての後、再び空を見上げると、さっきまでのノロノロ雲はいなくなっていたのだが、
ノロノロ雲の兄弟ともいえそうな小さな雲が、3,4個、同じようにノロノロと浮いていた。
その後、だんだんと雲が増えていき、スマホを開いて明日の天気を見てみると曇りとなっていた。
なんともあの雲は、広大な青空を雲で覆う先駆者だったのである。
ノロノロと呑気に見えた雲は、いかにも勇敢で孤独を恐れない英雄だったのだ。
いいものを見たと思った。
私も頑張ろう。
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